今後の乙女ゲームハードはどこに行くのかを考えてたのでメモ代わりに。
※ゲームは個人的に有名なタイトルではという憶測による選出です
▼1990年 スーパーファミコン発売
・1994年/アンジェリーク/スーファミ
▼1994年 PS、セガサターン発売
乙女ゲー始祖。ハードの選択肢なし。
②PSかPC混迷期(2000~)
▼2000年 PS2発売
・2000年/遙かなる時空の中で/PS (2004年PCに移植)
・2003年/金色のコルダ/PC (2004年PS2に移植)
・2003年/星の王女(18禁)/PC
このころはPSとPCのどちらが主流かが微妙なところだったようで、コーエーもPCとPSとで移植したりしている。
そして新規ハード発売後はハードのスペックやコントローラ機能をフル活用するタイプのゲームが先に開発されるので、乙女ゲーはいつもワンテンポハードが遅い。
③PS2一強時代(2004~)
▼2004年 DS、PSP発売
・2004年/遙かなる時空の中で3/PS2
・2004年/ときメモGS/PS2 (2007年DSに移植)
・2004年/フルハウスキス/PS2
・2004年/幕末恋華 新選組/PS2
▼2006年 PS3、Wii発売
・2006年/ラブレボ/PS2 (2008年DSとPCに、2010年にPSPに移植)
・2006年/緋色の欠片/PS2 (2008年DSに移植)
・2006年/ときメモGS2/PS2 (2008年DSに移植)
・2007年/金色のコルダ2/PS2
・2007年/VitaminX/PS2 (2008年DSに移植)
・2007年/仁義なき乙女/PC
PS2の開発環境がどこも整ってきたのか、乙女ゲーはまずPS2で出せという流れ。
18禁のものはPCで出すしかないのと、ギャルゲーを作ってきた会社が新規参戦しやすいのかちょいちょい出ている。
④PS2最強といいつつPSPやDSに移植も盛んな時期(2008~)
・2008年/遙かなる時空の中で4/PS2とWii (2010年PSPに移植)
・2008年/薄桜鬼/PS2 (2009年PSPに、2010年にDSとPS3とアプリに移植)
・2009年/Starry☆Sky/PC(2010年~PSPに、2012年にアプリに、2013年に3DSに移植)
・2009年/ワンドオブフォーチュン/PS2 (2010年PSPに移植)
・2010年/金色のコルダ3/PS2とPSP
・2010年/ときメモGS3/DS (2012年PSPに移植)
・2010年/うたの☆プリンスさまっ♪/PSP
▼2011年 PSVita発売
・2011年/ワンドオブフォーチュン2/PSP
・2011年/遙かなる時空の中で5/PSP
・2011年/AMNESIA/PSP (2013年PSVitaに移植)
▼2012年 PS2生産終了
・2012年/イケメン王宮/アプリ
・2012年/華アワセ/PC(続編が2014年、2015年にも発売)
・2013年/花咲くまにまに/PSPとPS3 (2014年PSVitaに移植)
・2013年/ゴシップガール/アプリ
・2013年/ときめきレストラン☆☆☆/アプリ
乙女ゲー界がめちゃ盛り上がってた時期では。オトメイトは「月刊オトメイト」と呼ばれるくらい毎月のように新規ゲーム出してましたね。
⑤PSVitaとアプリの2強時代(2014~現在)
▼2014年 PS4発売、PSP生産終了
・2014年/Code:Realize/PSVita
・2014年/あやかしごはん/PC(2015年PSVitaに移植)
・2015年/遙かなる時空の中で6/PSPとSVita
・2015年/イケメン戦国/アプリ
・2015年/夢王国と眠れる100人の王子様/アプリ
・2015年/あんさんぶるスターズ!/アプリ
・2015年/夢色キャスト/アプリ
・2015年/アイ★チュウ/アプリ
・2015年/アイドリッシュセブン/アプリ
・2016年/ニル・アドミラリの天秤/PSVita
・2016年/Collar×Malice/PSVita
・2016年/囚われのパルマ/アプリ
▼2017年 Switch発売
・2017年/イケメンヴァンパイア/アプリ
・2017年/A3!/アプリ
・2018年/魔界王子と魅惑のナイトメア/アプリ
新規タイトルは少ないけど、昔のタイトルの移植やファンディスクがこぞってPSVita。
WiiやPS3のほうには向かわず(おそらく普段からゲーマーでないとあのハード持ってないんだろうなあ)、PSPからの流れで携帯ゲーム機が主流に(ちなみにVitaは画質もいいし、PSPみたいにディスク読み込み音がないし、とても快適です)。
そしてアプリが強いこと…2015年のタイトル今やめちゃくちゃ覇権ですよどうした。
⑥今後の予想
2018年で欧米向けPS Vitaのゲームカードは生産終了らしいし(日本では継続予定)、これだけ携帯端末が普及した世の中で携帯ゲーム機は開発されるのか…と考えると、コンシューマ乙女ゲーはPSVitaのあとどこ行くことになるんでしょうかね。PCも持ってない若者多いらしいしね。
いくつかのコンシューマタイトルはそのままアプリになっているやつもありますが、「買いきり」タイプって全然流行らないので、アプリ定着の可能性は薄そうです。
私としては2018/5のオトメイトのニュースリリースで「今後、Switchで続々配信するね!」と宣言していたし、Switchがメジャーコンシューマ乙女ゲーのメインハードになるのではと予想。先日ノベルゲーをプレイして感じたのですが、テレビに繋いで大画面も出来るし、端末を持ち運んでベッドでごろごろしながらプレイすることも出来るので、多分乙女ゲーに向いてるハードなんですよ実は。
問題は乙女ゲーをやるユーザーの家にSwitchがあるかということ。PS3やPS4で乙女ゲーがほぼ出なかったことを考えると少々厳しく、コンシューマ乙女ゲーはコアなゲーマーがやるゲームみたいな立ち位置に戻りそうです。