『ガールズ&パンツァー』

WW2時代の戦車ってカッコよくないですか。

戦車ってめちゃくちゃ少年漫画向きの題材でして、あれ動かすのに大体3人~5人くらい人手がいるんですよ。つまりチーム戦にならざるを得ないんです。そこに着目したのか、もともとただの戦車好きなのか、戦車を部活に落とし込んで女子高生達が戦うアニメが『ガールズ&パンツァー』です。

 

設定としてはややむちゃくちゃで、弓や刀が弓道・剣道に落ち着いたように、戦車が戦車道という文化に落としこまれた世界で、女子高校生がその全国大会に出て戦うというもの。弓は人に向けずにスコアで競うし、剣道は真剣ではなく竹刀を使う工夫がされたように、戦車道では「車内が特殊なカーボンの力で実弾を当てても誰も怪我しない!」ようになっています。安全!

 

よくある全国大会青春ものとしても多分面白いのですが、戦車道が普通にめちゃくちゃ面白いんです…。

・戦車が史実に実在したもので、その研究っぷりと3DCG再現が凄い

・学校ごとに国の特色が反映されている(ドイツ、イタリア、イギリス、ロシア、アメリカ、日本他)(最終章ではさらに国追加!)

・戦車の細かい説明が言葉ではなく映像で魅せてくるので、戦車知らなくても楽しめる(ただし知識は増えないので興味出たら調べよう!)

 

そして劇場版がウルトラ面白い!

がばーっとテレビ放送分+劇場追加ストーリーを見てから、ぜひ劇場版までたどり着いてください。劇場版だけで見るよりテレビ分見てからのほうがキャラの成長や変化に胸を打たれます。

どれだけ面白いかって言うと、面白すぎてブルーレイとか発売されたあとも一部劇場で見れたほど。砲撃音とか劇場で見たほうが迫力ある、というのもあるし、何度見ても戦車戦が楽しいってのもあるとおもいます。私も2度ほど劇場で見ました。

 

 

派生のCDや漫画やアプリやとかなりメディアミックスされてるので(資料本もたくさん出てる)、嵌ってからこちらはご検討ください。

スピンオフだと『リボンの武者』が個人的にはオススメ(2018/7現在連載中)。

劇場版の後の話で、主人公たちに感激した別の女の子2人が主人公なのですが、戦車道から外れた何でもありの戦車戦で戦うんです。数に制限ない、地形をどう生かしてもいい、参加するチーム多数での混戦もあり、と戦争での戦いにちょっとより近い感じ?

そして原作に登場したキャラももりもり出てくるので楽しいです。

 

 

『ひぐらしのなく頃に』

今年の夏、やることないな…って人は、いやそうでない人も、『ひぐらしのなく頃に』というビジュアルサウンドノベルゲーをやってみてほしい。時間泥棒です。

 

ベースは2002年~2006年に同人ゲームとして出された8編。


出題編4編

   鬼隠し編/綿流し編/祟殺し編/暇潰し編

解答編4編

   目明し編/罪滅し編/皆殺し編/祭囃し編

 

 選択肢が出てこないので延々と読むだけのゲームなのですが…面白いんです。印象は洒落怖系が近いかな?

舞台は昭和58年、学年が違う生徒も同じ教室で勉強するくらい生徒数が少ない田舎。都会から引っ越してきた少年が主人公。

8編とも前半は学校生活含めたほほえましい日常、そして曰くありげな夏祭りを境に後半は不思議なことが起こり始めて…という形式です。同じ条件の生活ですが、主人公の行動や、主人公以外の視点で語られることで謎が増えたり減ったりしていきます。同人ゲームらしく前半はオタクっぽいネタが特に多いので(コスプレとか萌属性とかロリとか)、そういうものが全く無理って人は難しいのですが、それが平気なら本当に人生で一度は読んでほしい。

前半は謎の続きが気になって読み進めてしまうし、8編読み終わるとなんかこう…胸にアツいものがこみ上げてきます。

これ、当時コミックマーケットで半年に1話ずつ出る形式だったもので、コミケに行く勇気なかった関西在住な学生時代はとらのあなとか通ったよね…そして6月が舞台の時期でBGMにめちゃくちゃひぐらしの鳴き声が入るので、親からはずっとおんなじゲームやってると思われてました。ちゃうねん。

 

同人ゲームから一般ハードに度々移植されていますが、追加シナリオが凄くあっていいですね。読みたくてPS2時代のは買ってプレイしたのですが、Switch版見たらさらにめちゃくちゃ増えてた。

 

ひぐらしのなく頃に 奉 通常版 - Switch

ひぐらしのなく頃に 奉 通常版 - Switch

 

 「2018/7/26まで待てないよ!」という人はVita版とかはすでに出てるのでそっちでどうぞ!

あと音楽がめっっちゃくちゃいいのでサントラもオススメします、今買えるかどうか知らないですが。

馬路村のポン酢

ポン酢が好きなのですが、みなさまイチオシのポン酢ってありますか。

 

私は一人暮らしをはじめてからは「調味料も好きに買える…!」と高級スーパーで見たことないポン酢をいろいろと試していたのですが、今は「馬路村のポン酢」に落ち着きました。

 

実家でも食べていたのですが、安定しておいしい。

高知県の馬路村というゆず製品がめちゃくちゃ充実しているところの名産品。

元々、馬路村のゆずドリンク「ごっくん馬路村」がおいしいと同人誌の後書きで目にしていて、高知県在住の友人の結婚式に招かれたときに買って帰ったら大変おいしかったんですよね。そして調べたら地元でも高級めなスーパーであれば買えることが判明。

以来家族でヘビロテ。冷奴でも鍋でも鶏のたたきでも全部これ。

ウルトラオススメしますので是非一度試してみてください。

 

今回の集中豪雨でかなりの降水量記録していたのですが、公式の声明が出ていないのでひどい被害はなかったか、被害がひどくてまだ発言ができないか…。被害あれば食べて応援として公式サイトからまだ食べたこのない製品買います。

 

馬路村生協サイト

ぽん酢で日本一になった馬路村農協|ゆずで全国を笑顔に

 

 

作家の有川浩さんが高知県出身らしく『植物図鑑』ではポン酢が、『県庁おもてなし課』では馬路村が出てきてますのでよければ。

作中で出てきた食べ物食べられるのって楽しいですよね。

『三国恋戦記』

三国志って幕末や戦国時代に並んで妙に詳しい人がいたりしますよね、多分それだけ魅力的なんだとおもいますが私は横山光輝さんが描かれた漫画版を読破したもののキャラクターが覚えきれず未だによくわかっていないです。

そんな私でも楽しめた女性向け恋愛シミュレーションゲームが『三国恋戦記 ~オトメの兵法! ~』です。

 

現代日本に暮らす主人公が突然三国志の世界に飛ばされて、『諸葛孔明の弟子』という立場で戦いに巻き込まれていくお話です。

主人公は三国志について無知なのですが、飛ばされるきっかけになった本の力で戦いをいい方向に進めていき、その過程で玄徳軍・孟徳軍・仲謀軍に滞在したりするのですがキャラがめちゃくちゃいいんです…!10人弱くらいが攻略対象なのですが、どの人も好きになる!かわいい!めちゃくちゃ偏愛してくる人もいれば、逆に主人公が先に恋心に気づいてしまってわたわたするルートもあり、そして本がトリガーとなって全ルートイベントが発生するのですが、数名がめちゃめちゃ…人生というか設定が重い…!!!

 

イベントは史実に沿ったものも出てくるので、有名なやつだとちょっとわかったりするのですが、それを知らなくとも面白くて逆に三国志の勉強したくなる感じです。

主人公がトンチキな行動しないし、三国志が地雷って人でなければ万人に勧めます。

 

三国恋戦記 ~オトメの兵法! ~ - PSVita

三国恋戦記 ~オトメの兵法! ~ - PSVita

 

 

コミカライズもされているのですが、絵がかわいいし、かなりゲームシナリオに沿って丁寧に描かれているのでこちらもおすすめ。キャラのルートごとに漫画化されるとかそんな幸せなコミカライズ他にある?

以下サイトで孔明編が数話読めるようです。

 

comic.mag-garden.co.jp

『金色のコルダ』

女性向け恋愛シミュレーションゲームを数こなすと「なんか…話読んで選択肢選ぶだけだな…」と感じてくるのですが、たまにゲーム性があるものもあります。

バトルシーンにかろうじてゲーム性がある遙かシリーズとか。

ステータスをバランス見て上げなければいけないときメモとか。

そんな中私はいちばんゲーム性があると思うのがこちら、『金色のコルダ』シリーズです。

 

 金色のコルダシリーズ

金色のコルダシリーズは現在1~4まで出ているのですが、1・2と3・4でキャラが完全に違いますのでご注意。

私が今回ご紹介するのは『金色のコルダ』『金色のコルダ2』『金色のコルダ2 アンコール』です。

 

どんなゲームか

舞台は音楽科と普通化がある高校。普通化に通う主人公が突如音楽の妖精に目をつけられて、やったことのないバイオリンを魔法の力を借りつつ演奏し、学内コンクールに参加する…というもの。魔法の力を借りてるとは言いますが、主人公かなり練習して力を付けていきますので大丈夫、多分あなたも好感を抱きます。不思議な力で勝手に世界平和なんて甘い世界ではない。

このゲーム、とにかくその音楽スキルを身につけていくパートが面白い。放課後に3ターン、あと休日に練習するかデートするかでコンクールで勝ちを狙いに行くのか、攻略キャラとのやり取りを楽しむのかなどが決まります。練習ではレベル上げのためにSDキャラで校内3Dマップを走り回り、「演奏する!」と決めたときに出てくるサークル内しか聴衆になってくれないので、人ごみを探してまた走る…というかんじでかなり時間持っていかれます。でもコンクールの曲目は選べるし、うまくなるにつれて主人公のバイオリンから出てくる音もよくなっていくという「音素材どれだけ収録したんですか」というシロモノです。

そしてその技術上げるのがまた楽しくて嵌るんですよ…周回が全然苦にならない…むしろ次はこの順番で演奏しようとか策略練ってしまう…。

 

ナンバリングによる違い

そして初めてだったから按配がわからなかったのか、『金色のコルダ』は攻略がかなり難しいです。普通は乙女ゲームする人って別にゲーマーとは限らないから、攻略できるように簡単なはずなんですよ。でもそうじゃない。音楽スキル上げずに見られるEDは普通にできるのですが、音楽スキルが一定のレベルまで上がらないと見れないEDは本当に見られない。私は攻略本買ってやっと見れました…選ぶ曲目、休日の動き、練習する場所、イベントが発生しなければリロードなどの努力が必要です。

 

金色のコルダ2』は上記で反省したのか、かなり間が開いてからの発売となったので世の乙女ゲーマーのゲームレベルを理解したのか、難易度はかなり下がりました。それでも月森君という演奏技術ぶっちぎりキャラはまだちょっと手ごわい感じが残っているあたり、キャラの特性が活かされていて好きです…。

春が舞台の無印とはかわって、2学期が舞台となるのでイベントも目白押しで楽しいですね。

金色のコルダ2 アンコール』は1月~2月が舞台なので、また違うイベントもあるのでよいです。

 

 『金色のコルダ2ff』は『金色のコルダ2』と『金色のコルダ2 f』という追加要素版が入ったものなので、最初のプレイにオススメはしにくいのですが(無印からやってほしい派)、Vitaでできるのがこれだけのようで…PS2とかPSPお持ちの方は探してください…。

 

『パネルでポン』

パネルでポン』というパズルゲームをご存知でしょうか。

 

www.youtube.com

スーパーファミコンで出たソフトなのですが、凄く面白い。私はパズルゲーで一番好きです。

 

テトリスぷよぷよみたいな画面構成で、左右のパネルを入れ替えて同じ色を3つ直列で揃えて消すというもの。下からどんどんパネルがせりあがってくるのですが、画面の上部にパネルが達してしまうとゲームオーバーというもの。

対戦が特に面白いのですが、多めに消すと相手に大型ブロックを落とせるんです。そのブロックにどこかが面したパネルが消えると、1行ずつブロックからパネルに代わっていくのですが、消して1行ずつパネルに変換している間はずっと連鎖状態で、画面上部にパネルやブロックが詰まってても死なないんですよ。

そしてブロックがパネルに変換されるのには時間がかかるので自分の画面を見直す時間もあるし、その間にパネルの移動はいくらでも出来るので、うまい人同士でやるともうブロックの応酬が笑えることになります。画面がブロックで埋まってても死なないし(連鎖しまくるから)、その塊がいつ打ち返されるかそわそわしながら対戦相手は自分のパネル整えて待つ…みたいな。実家は家族ぐるみでゲームしてたので大変盛り上がりました。

 

今はニンテンドークラシックミニで出てますので、気になった方は是非。

個人的にはswitchに移植とeスポーツ開催されないかなあと期待してます。コアなファン絶対いると思うんですよね…!

モロゾフのプリン

モロゾフのプリンが好きです。

固めのプリンが好きなので、そういう人は是非モロゾフのカスタードプリンを召し上がってください。

 

実家はスイーツ激戦区だったのでなにかといろんなケーキ食べていたのですが、社会人になって上京した結果、ここだという洋菓子店が見つけられず実家でも食べてたモロゾフのプリンにスイーツ熱が集約されました。

全国区で食べられるってなんて素晴らしいんだろう。

おかげで社会人になって5年、仕事で疲れて元気がないとき、納品できてめでたいとき、風邪引いたとき、お誕生日に、などとにかくプリン。

ガラス容器もお茶飲んだり(暫くコップがなかった)、水彩画描くときに水入れにしたりしてます。最近はキャンペーンで蓋くれて、小物要れとしてもどうぞって言われてるみたいですね。

 

www.morozoff.co.jp

細田守監督の『サマーウォーズ』で出てくるプリンもモロゾフのプリンなのですが、あれおいしそうに描かれていてうれしいですね。もっと人気出てほしい。