『マンガでよくわかる 教える技術』

漫画でわかるビジネス書の『マンガでよくわかる 教える技術』を読みました。

漫画読みやすかったし、ああーそれなって腑に落ちることも多数。

 

まず私は精神論が得意ではなく、反省文とか会社の方針で掲げられる「がんばる」「ちゃんとする」あたりの言い回しが好きじゃない。

そこを例えば接客業なら「真心をこめるではなく、両手で商品を渡すように支持しましょう」などと具体的に指示する重要性、

指示する内容も1回に3つまで(優先順位をつけて4位以下はひとまずやらない)(やらないこともリスト化)あたり、なるほどなーと。次にちゃんと繋がりますよね。

 

他にも「繰り返す業務は説明図を作っておく」、「チェックリストを作る」とかは人に教えるわけでなくても、来月や来年の自分のために作るだけでも効率化できました。月1回とか年1回しかない業務ってありますよね…あと退職のときに引継ぎがめちゃくちゃ楽でした。

 

誰かに教えるためでなくても、上司に曖昧ではなく具体的な指示を確認できるようになったりと使いどころは多数あります。読んでよかったです。

 

マンガでよくわかる 教える技術

マンガでよくわかる 教える技術

 

 

『LAST EXILE』

私が初めてアニメで泣いて、DVDをそろえたTVアニメ『LAST EXILE』の話をします。

キャラクター原案は村田蓮爾さん、水の価値が跳ね上がり、飛行機が飛び、戦争が起きたりしている架空世界でのお話です。

 

そもそも村田蓮爾さんのイラストが好きで見始めたのですが、戦闘機にはこれで嵌りました。零戦は「物語」としてずっと好きな存在でしたが、このアニメで戦闘機の存在や動き、戦闘機乗りに魅了されたのです。

 

飛空挺を亡き両親達から引き継ぎ、パイロットとなったヒーローとナビ&メカニック担当のヒロインが運び屋として仕事を請け負っているところから話はスタート。

 

オリジナルの機体のデザインがカッコいいんです…他で見ない…。そして飛行機乗りとして体重を気にするとか、ごはん作ったりとかの日常シーンもありつつ、気持ちよく飛んでいる姿が単純にいいなと!

 そしてトラブルに巻き込まれて、戦争に関わっていってしまう2人ですが、オリジナルテレビアニメで世界観がやや複雑なのですが、アニメ単品だと大体の派閥がわかればいいし、デザインでしっかり分けられているので混乱することはないかと。

 

設定資料集読むと、水のランク分けとか、音大から耳のよさが評価されて軍人になった子がいるとか、いちいち考えられてるのわかって面白いです。

 

ファースト・ムーヴ

ファースト・ムーヴ

 

 

フィギュアも買ったんですが、出来がよくってかわいくってずっと机の上に飾ってます。宝物! 

LASTEXILE ALVIS & LAVIE BY LASTEXILE (アルヴィス&ラヴィ) (1/8スケール PVC製塗装済完成品)
 

 

あとDVDもケースとリーフレットがめっっちゃくちゃお洒落で!ほんと他のアニメDVDで凝ったやつ見たことないわってくらいケース透明だったりボックスもアニメ絵なしのシルバーシンプルだったりして最高でした!他の会社がこういう凝り方しないの何故?村田さんデザインなんですかね、村田さんの画集も装丁がめっっちゃくちゃ凝っててお洒落だから素敵です。

DVD、初期は飛行艇ペーパークラフトも入ってて凄かったんですが、不器用すぎて組み立てられる自信ないのでそのまま保管しています。むりです。

歴史を勉強する-005

世界史です。世界史は『ヘタリア』『FGO』『WWⅡ』が私の知識のベースです。

世界史勉強向けの本はまず2冊。

 

世界一おもしろい 世界史の授業 (中経の文庫)

世界一おもしろい 世界史の授業 (中経の文庫)

 

 「歴史はエンタメ!過去の事象から未来予測するのはまた別のスキル!」と言い切ってからのスタート、頼もしい。文庫サイズ、中は2色刷りでキーワードは太青文字で書かれているので、読みやすいです。

一度ざっと読んだのですが、初めて見る固有名詞は多く(世界史未履修だと当然)もう一冊の本と平行して二週目に入ります。固有名詞は知らないとそれが地名なのか時代名なのか人名か民族名かもわからないため、脳内で紐付けができず即忘れてしまうんですよね。

 

エリア別だから流れがつながる 世界史

エリア別だから流れがつながる 世界史

 

 

日本史では戦国時代の日本地図でしたが、世界史だと現代の核保有数やGDPなんですね。過去の地図を出すにしてもいつのがベストかわからないもんな…そりゃそうか…。

エリア別なのですが、内訳は以下の通り。

 

1章 文明の興り

2章 中国と東アジア史

3章 ヨーロッパ史

4章 イスラーム西アジア・インド史

5章 アメリカ合衆国南北アメリカ

6章 アフリカ史

終章 これからの世界と日本の課題

 

ベースはエリア別世界史にして、そこに関連するものを一冊目から拾います。世界史みたいに縦(歴史)にも横(地理)にも情報が繋がるやつは、知識を増やしつつ何度も読まないと理解ができない。

 

今日は「1章 文明の興り」を読了。『FGO』で覚えたギルガメッシュ、ニトクリス、オジマン、クレオパトラ、ソロモン、ダビデケツァルコアトルをせっせと付箋貼りましたが、全然記述がなかったり乏しかったり…これは日本史でいう卑弥呼ヤマトタケルレベルのポジションだったんですね…。

イスカンダルヨーロッパ史冒頭で記述あるようですし、それはゆくゆく。

米心

東京渋谷にある日本酒専門居酒屋『米心』さんていうのがありますが、日本酒初心者の方におすすめします。

 
メニューがわかりやすい

日本酒、どれが自分が好きなタイプかわかり辛いですよね。

日本酒を売りにしてるお店だったら店員さんに聞くのもありですが、自分で選びたいし、他にどんなお酒があるかも知りたいって場合ここのメニューがわかりやすくていいなと。私は甘めの日本酒が好きなのでその視点で選んでます。

産地や酵母とかに興味持ち始めるのは数種、自分が好きな日本酒をつかんでからだとおもうんですよ。あとお酒を目の前で注いで、瓶をしばらく机の上においていってくれるので写真を撮ったりラベル見たりがしやすい!

 

飲み比べやすい

お酒の量、0.7合か1合か選べるので、酒豪ってほど飲めない人が一人で行っても2~3種は試せるのではないかと。

 

水が瓶で出てくる

和らぎ水って二日酔い防止にもなるし、日本酒好きとして店に行くようになってからしっかり飲むようになりました。初心者のうちはお酒だけ頼みがちだと思うのですが、米心は頼む前から大きな瓶で出してくれる。

なので遠慮なく、店員さんにお手間とらせることなくバッチリ摂取できます。

 

ごはんおいしい

ごはんおいしい。お造り、いぶりがっこなめろう、中身が季節によって違うコロッケや釜飯など季節に合わせたおいしいものがいっぱいです。

いろいろ頼んでるうちに「この日本酒とこの海老しんじょ、合うのでは…!?」みたいなことになるかと。私はまだそこに至っておりません。ごはんおいしい。

 

注意点としては以下。

・予約しておかないと入れないかも。

・店が大きくないので、大人数で飲みに行くには不向き。

・飲み物が日本酒に偏っているので、飲まない人や日本酒以外のお酒が好きな人と行くべきではない。

 

日本酒に嵌りたてで飲み比べしたい人は是非。

『ダム・キーパー』

『ダム・キーパー』という18分ほどのショートアニメをご存知でしょうか。

手描きなのですが、クレパスや油絵のようなテイストのかわいいアニメです。学校でいじめにあっているぶたくんが、ある日転入してきたきつねくんと出会い…というお話。台詞なし、ちょっとした字幕は英語ですが難しくないのでそのまま見てください。

 

このアニメ一時話題になったのですが、というのもスタッフが『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』のアートディレクターを務めた2人で、いろいろと受賞されてるから。

でも受賞されてるから見る、とかそういう気負いは必要なくて、ふっと見る機会があれば見て欲しくおもいます。18分だし。

 

絵が綺麗で、とくに光の描き方がうますぎて「3DCG使ってないの?ほんとうに?」とメールで聞いてしまったほど。映画アニメでもテレビアニメでもなく、ネットでの静かなリリースだったためかファンメール出したらお返事来て、全部手描きですよとのことですが、本当に綺麗。普通に我々が見てるアニメでも光はあるし影もできるけど、光を使いこなすってこういうことかって唸るくらいにうまいです。各カットのスクリーンショットとって勉強したいくらい。今度します。

 

おはなしも、ただのほのぼの教育アニメ系ではなく、「この設定、よく考えなくてもめちゃめちゃヘビーでは?」「きつねくん…好き…」ってなります。

 

thedamkeeper.com

トンコハウスというスタジオ制作なのですが、期間限定の展示もあちこちで実施してますし、グッズも売られてますし、機会あれば是非。

歴史を勉強する-004

日本史、引き続き本を読んで勉強中。全8章のうち6章から8章まで読みました。

 

テーマ別だから理解が深まる 日本史

テーマ別だから理解が深まる 日本史

 

 

・幕末の徳川親藩/幕府/土佐/薩摩/長州/朝廷の勢力のどう構図があってわかりやすい…尊王とか攘夷とか薩長同盟で意見固まるまではどうだったのかとか困ってた…。

 

・長州も九州だと思ってた。山口県だった。

 

・幕末の将軍トリオ、大河ドラマ篤姫』見てたのでなんとなくビジュアルイメージあったけど、漫画『風光る』も読んでいたので家茂と慶喜のイメージが混乱。ドラマの家茂さんと漫画の慶喜さん、イメージ被りませんか???

 

・文明開化っぷりというか幕末との変化が激しいけど、今宇宙人が訪問してきて宇宙ファッションや宇宙グルメなんか出たら絶対流行るなとおもったら納得。ジャパニーズ、新しいもの好きだよね。ただリアル目線だと「昔はよかった」っていう大人いっぱいいて、環境によっては荒んでそう…侍とかまさに。

 

アイヌ琉球の取り扱いについては悲しい。隣の国としては接することはできなかったんだろうか。

 

・明治、ベンチャー企業かってくらい政治や教育などがどったんばったん代わっててぼんやりと生きるにはしんどそう。

 

満州国が予想以上に広かった。100年後とか再び地図に現れてもおかしくない存在感では。

 

・現代は政治と経済の話がメインでリアルタイム話題なので重い。

 

読了!特にテストするでもないので、折を見て読み返していきます。

歴史を勉強する-003

日本史、引き続き本を読んで勉強中。全8章のうち3章から5章まで読みました。

バー裏が戦国時代の地図になっているのに気がつきました。そう!これ!こういうの欲しかった!

 

テーマ別だから理解が深まる 日本史

テーマ別だから理解が深まる 日本史

 

 

源平合戦の前は「騎馬武者が名乗って一騎打ち」戦法が主流のところ、「人数増えて大きな戦となったので投石や馬を先に射るゲリラ戦が行われるように」とあって、「遙か3で見た~~!平家の将と戦うとき名乗り上げて神子と戦ってた~!!!」と納得。さすがコーエーが作った戦国乙女ゲー。

 

・鎌倉の鶴岡八幡宮付近に幕府作ってたらしいが、googlemap航空写真で確認したら普通に家とか建物立ってる…かろうじて碑はあるようだ…。

 

叡尊と忍性という僧の方が非人救済に力を入れていたと知る。鎌倉時代からすでに特化して着目してた仏教があったとは。非人とならんでハンセン患者も救済しようとしていたらしい。

 

元寇、一回目の勝利の理由は神風ではなかったし、樺太アイヌ琉球も襲われていた。怖すぎる。

 

・御伽衆という天下人に仕えるピエロに近い立場の人や(ピエロと違って場を盛り上げるというよりは知恵袋的な存在のようだ)、検校という盲人限定の職種の最高位を知る。今のご時勢だと逆差別とか言われちゃったりするんだろうか。

 

門前町寺内町の違いとは?

 

・関が原の戦い=大阪夏の陣/冬の陣だと思い込んでいた。違った。

 

・東京の一部が江戸時代からの埋立地だとはじめて知った。水害がヤバイと噂の墨田区かとおもったら、川挟んでの日本橋付近だった。

 

鎖国時代、オランダとやり取りしてたのは知っていたけどたまにじゃなくて頻繁にしているし、アイヌ/中国/朝鮮/琉球ともバリバリにやり取りしてたとは…いやおかしいと思ってたんです、江戸時代中ずっと隣国がそっと放置してくれてたはずがないって…にしてもこの時代は銀と銅輸出しまくってて資源国じゃん、て感じですね。

 

・主人に代わってお伊勢参りする代参犬という存在がかわいすぎる。

 

6章は幕末スタート。足利一族とか徳川一族、一覧ページがあるので都度確認しやすくて助かります。暴れん坊将軍とか水戸黄門の元ネタも確認しました、水戸黄門は徳川の将軍ではなかった…!