今年の夏、やることないな…って人は、いやそうでない人も、『ひぐらしのなく頃に』というビジュアルサウンドノベルゲーをやってみてほしい。時間泥棒です。
ベースは2002年~2006年に同人ゲームとして出された8編。
出題編4編
解答編4編
選択肢が出てこないので延々と読むだけのゲームなのですが…面白いんです。印象は洒落怖系が近いかな?
舞台は昭和58年、学年が違う生徒も同じ教室で勉強するくらい生徒数が少ない田舎。都会から引っ越してきた少年が主人公。
8編とも前半は学校生活含めたほほえましい日常、そして曰くありげな夏祭りを境に後半は不思議なことが起こり始めて…という形式です。同じ条件の生活ですが、主人公の行動や、主人公以外の視点で語られることで謎が増えたり減ったりしていきます。同人ゲームらしく前半はオタクっぽいネタが特に多いので(コスプレとか萌属性とかロリとか)、そういうものが全く無理って人は難しいのですが、それが平気なら本当に人生で一度は読んでほしい。
前半は謎の続きが気になって読み進めてしまうし、8編読み終わるとなんかこう…胸にアツいものがこみ上げてきます。
これ、当時コミックマーケットで半年に1話ずつ出る形式だったもので、コミケに行く勇気なかった関西在住な学生時代はとらのあなとか通ったよね…そして6月が舞台の時期でBGMにめちゃくちゃひぐらしの鳴き声が入るので、親からはずっとおんなじゲームやってると思われてました。ちゃうねん。
同人ゲームから一般ハードに度々移植されていますが、追加シナリオが凄くあっていいですね。読みたくてPS2時代のは買ってプレイしたのですが、Switch版見たらさらにめちゃくちゃ増えてた。
「2018/7/26まで待てないよ!」という人はVita版とかはすでに出てるのでそっちでどうぞ!
あと音楽がめっっちゃくちゃいいのでサントラもオススメします、今買えるかどうか知らないですが。