歴史を勉強する-001

小さい頃から両親に似て理系でした。とはいえ、本を読むのは好きで国語は古典も漢文も問題なかったし、英語は高校で塾に入って受験英語はまあまあ読み書きできるようになりました。

ただ社会は一度も得意だった時期がないんです。

高校では地理を勉強したものの、歴史は日本史も世界史も未履修。ニュースにもなった世代でした。

高等学校必履修科目未履修問題 - Wikipedia

 

なのでちょっと勉強をすることにしました。

別に知らなくても生きてこれたし、今後も生きていけそうだけど、知っていたほうが楽しい気がしたので。

 

 

まずは日本史から。ネットでオススメされていた本を購入しました。

歴史をつかむ技法 (新潮新書)

歴史をつかむ技法 (新潮新書)

 

 面白かったし、合点がいくことがボロボロとありました。

 

たとえば鎌倉時代の成立、私は1192年世代なのですが、いまは1185年だそうで。なぜ年号が変わったか、歴史学はどうやって研究されているかが説明されてて腑に落ちました。いや、これ中学で歴史学ぶ前に知っておくべきだったのでは…。

 

時代の区分の仕方や、学説の違い、そして日本史はとにかく天皇ありきで時代が動くなと…天皇が関わっていないと思っていたいろんな歴史的事件が片っ端から天皇関係でした。私、聖徳太子天皇の血筋だって知らなかったし、藤原道長も辿ると大化の改新で有名な藤原鎌足…つまりは天皇の血筋だし、平家も天皇の血筋って聞いてびっくりしましたよ。

 

幕末もいまいち勢力図というか方針がわかっていなかったのですが、やっと理解したし狙いもわかりました。「無血開城」とか「新撰組」とか用語しか知らなかったオタクは私です。

 

倭寇も違う時代違う人種で2パターン合ったとわかり、それも納得。ややこしいんだよもう。