Amazonで「図解…ではないのでは?」「出典の情報が足りない」などとつっこまれてますが面白かった 『図解モチベーション百科』のご紹介。
世界中で行われたやる気に関する心理実験などを淡々と紹介している本です。その種類が凄く多いので、「こんな考え方があるんだー」とか発見につながるかと。
ただシンプルにまとめすぎた分、つっこみどころは多々あるのであくまで入り口に。
たとえば「個包装のクッキーとむき出しのクッキー、個包装のほうが手数がかかるからみんな手を出さないよ!」みたいな実験が紹介されていましたが、「いや、湿気たらやばいとおもって先に食べただけでは?」っておもいますし、
「右に置かれたもの方が重要なものだと捉える傾向にある、文字を左から右に読むから右のものが新しい記憶となるからなんだ!」って言われても「となると、日本人は当てはまらないのでは?」と。
実験内容のその解釈も齟齬があるものがありますし、あくまでそういう実験があるんだーという感覚で読むと楽しいです。参考になるものもいっぱい載ってます。