美術館って行きますか。
私は絵が好きですが「好きな絵だけ好き」という程度で特に学もないので、好きな画家の展示なら足を運ぶし、そうでない常設点はざざーっと見てすすめてしまいます。一つの絵の前をずっと陣取るわけにもいきませんし。
フランスにあるルーヴル美術館行ったときなんて時間がなかったので「とにかく見れるだけ見よう！」「サモトラケのニケだけはちゃんと見たいけど時間ないし、せめてカメラにおさめよう！(※ルーヴルは撮影可)」と今思い出してもかなり勿体ない見方しました。
そんな私が社会人になって出会った本『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』。小学生くらいのときに出会いたかった…というほど目からうろこな、そして難しくない「美術館の楽しみ方」が載っていました。
目次からもうすでにわくわくしますが、
「まずは美術館という時間と空間から楽しもう」とか、
「エア買い付けしよう」とか、
「早足で一周してから、印象に残ったもののところに戻ろう」とか、
「その絵を言語で説明してみよう」とか、
一つの絵をじっくり見たり好きな絵を見つけるコツが載っていたりして、是非一度読んで美術館に足を運んで欲しいです。
