『食べようびMOOK ゆる自炊BOOK』

実家には料理好きな専業主婦の母に甘えていたので、社会人になるまでは自分のお弁当や簡単な一人ごはんしか作ってなかった私。

 

社会人になってからもお手本がその母だったため、

「ホワイトソース…バターと小麦粉から作るのしんどいなあ…」

「もやし…安いんだけど根を取る手間がなあ…」

「油ポットないから揚げ物は油の処理が面倒…」

「煮干高いからお味噌汁の出汁に毎回使うのちょっとセレブ…」

「お菓子作るにもオーブンレンジない…いや、ミキサーや電動泡だて器もないわ…」と、あれこれ料理に対して抵抗が上がってました。

 

が、当時「食べようび」という一人自炊向けの料理雑誌が出ていて、それによってかなり寛容に自炊に挑めるように。

全ページがカラフルでデザイン凝っていてみるのが毎号楽しく、一人暮らしワンルームあるあるの狭い台所の活用コーナー、電子レンジでの料理の仕方、便利なキッチンツールの紹介、毎号欠かさず1カップやひとつまみの説明が入っていてどの号から読んでも料理初心者に優しい設計でした。

雑誌は廃刊になってしまったのですが、ムックとしてちょこちょこ本は出ていますので是非ご家庭に一冊。

 

ホワイトソースを作らなくてもクリーム系の料理はできるし、

もやしは洗ってそのまま突っ込んでも食べられるし、

揚げ焼きという調理法もあるし(天ぷらとかとんかつは外で食べることにしてますが)、

顆粒出汁でもお味噌汁だし、

トースターで作れるお菓子レシピもある。