第一次世界大戦、日本人にはなじみが薄いかもしれません。
日本で戦争というと太平洋戦争がメジャーですからね。
そんな私がWW1について学んだのが、『バリアント ハート ザ グレイト ウォー』という2Dパズルアドベンチャー。
アイテム拾ってパズルを解き、たまにアクションという感じで難しくないので(ボリュームもそこまでない)、ふと何も予定ない休日にDLして遊んでみて欲しいです。
メインキャラは4人と一匹。出身がフランス、ドイツ、ベルギー、アメリカと国ごとの違いがありますし(ご存知のとおりフランスとドイツは当時ガチの敵対国です)、若い女性や年老いた男性や犬と立場も様々。多角的に「第一次世界大戦とは」というのが見えます。
ストーリーは戦争が始まるところから始まり、有名な戦地も踏まえつつ、ちょいちょい実際の写真つきのTIPSも見れて何も知らない状態からでも遊べて凄く勉強になります。当時の情勢とか、ドキュメンタリー動画でも見ているのかという再現度。とはいえそこはゲーム、ストーリーやシステムで普通にそのまま楽しめるので、身構えないで普通に遊んで欲しいです。
こういうの、第二次世界大戦版で作られないかなーと思ったのですが、戦地が広く国同士のいざこざが史実でなくまだ現実なのでまだ無理かなあ。でもナチスネタは映画でもゲームでもめちゃくちゃいじられてるから出来なくはないのか？
海外のコミックっぽいイラストのゲームなのでグロテスクな絵はないですが、やっていることが本当に起こっていたことが多く、真剣に考えるとメンタルにきます。塹壕とか、突撃とか、毒ガスとか、本当に血なまぐさいですね戦地は。
私はPS3で遊んだのですが、今はPS4やiOS版 / Android版もあるようです。
