『ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典』

私が読む本は「読んで楽しい小説」「やる気を補填するためのビジネス書」「いつか自分の創作につながるかもしれない興味あるジャンル本」「他」があって、今回買ったのは「いつか自分の創作につながるかもしれない興味あるジャンル本」である『ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典』です。

 

 

こういうまとめ本にはもちろんハズレもあるので様子見をずっとしてたのですが、やっっっっと買いました。

面白かったです!

 

ヨーロッパ界隈と日本に的を絞っているのですが、ギリシャやローマなどの古代の常識から現代戦、ファンタジー戦まで幅広くやっているので読んでいてすごく楽しいです。

歩兵や騎兵や足軽などの兵種、

傭兵とか属領兵なんてカテゴリ(属領兵は初耳でした。そして現実の傭兵の頼りなさ…)、

武器ごとの戦い方や馬の存在の凄さ、

歴史の流れによる戦い方の変化(時代的にどこも貧しいから敵船でも燃やさないようにした、とか新兵器発明以外にも戦い方が変わることがあるんですね…)、

 陣形と戦略の説明(戦争の基本!)。

 

実は読み飛ばしていたラノベの戦闘パートの読み方もわかってきそうです。基礎知識なしで読むより、「殿とは何をするか?」「戦争の時はどこの隊を狙うべきなのか?」などがわかっててこそだよねっていう…。

そんなわけで創作する気はないけど、戦闘があるファンタジー小説読むの好きですっていう人は基礎知識として読むのおすすめです。

 

 

本とは関係ないのですが、今回kindle for PCのアプリで読んだのですが、(ブラウザ版では読めなかった)、目次が横に表示できて検索もできてって凄く読むの便利でした。amazonのところで評価悪かったのですが、特にDLが重いこともなく…小説とかでなくこういう資料系はkindle買い、そしてPCアプリで読むのがめちゃめちゃいいかもしれません。