先日『ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方』『主線なしイラストの描き方』の2冊を買いました。
このお二人の描くものは絵本みたいなほんわかとした絵なのに構図がカッコよく、光と影の表現も好きで憧れていました。
で、やっと本を手に取ってみたのですが、
構図
光の考え方(メイン、反射、アンビエント他)
形のデフォルメやシルエットの大切さ
モノトーンでのバランス
…などあまたメイキング本を読んだ私としては聞いたことがあったりしたものばかりなんですが、それを丁寧に丁寧にやった結果だと理解しました。
まあ実際に描くと「この構図でここにちゃんと視線行く?」「調整レイヤーで色の変更が自由とはいえ、色のバランスに納得がいきませんが!?」「光源を決めた結果どんな影が出るかがわからん~」「デフォルメしないと画面にメリハリがつかない!」と本業の方との力量の差に愕然とするばかりですが。
でも描くのが楽しくなるようには具体性がある情報がいっぱいで、線なし画がメインでなくてもおすすめできるいい本です。
困ったことはヒョーゴノスケさんのほうで「フォルダにクリッピングするレイヤーが便利です」とあったのに、私のPhotoshopが古すぎてその機能がないこと。別本の配布ブラシも登録できないし、不便…でもそんなに描かないからCCにすると勿体ない…!