『すべてはノートからはじまる』

先日読んだ『ライティングの哲学』と並んで人気が高騰し、一時期書店から姿を消した一冊。

 

 

画期的なノートの取り方とかではなく、ノートを取ることが人生を進めていくのにいかに有用か、というお話。

 

・ノートという物理アイテムに目標なりログなり書いて机の上に置いておくと、ノートが視界に入ったときにリマインド効果があるぞ!

・勉強でも鍛錬でも途中で放棄したり断念しても形跡なりが残っているので、再開時にお役立ちアイテムとなる!リアル冒険の書

・ゲームだと進行具合やアイテム収集進捗が「40%クリア」「のこり35匹」なんて明示されるところ現実にはそんなものない!だからコントロール感が薄い!でもタスクリストを作ればそれがゲットできる!全体像が分からない例えば執筆作業なんかは作業時間など日々変化する項目をつけていくといい!

・人間の脳みそは万能ではないので、記憶したものは引っ張り出す手間がかかる!並列して並べまくるのにも向いていない!ノートはそれができる!頭から出して視認することで脳のパワーを「思い出す」ではなく「考える」ことに使える! 他

 

「人に見せない完全に自分用のノートも必要」「人に見せる形をとることで整理される情報も」などあるので、万人が読んでみる価値ある本ではないかなと。おすすめです。

私のブログも好きなものと勉強進捗のログノートそのものですしね。